Arban’s Diary

自身のEDHデッキ調整をメインにゆるく投稿しています

EDHのデッキにおけるマナクリの枚数と内容をちょっと考えてみる

緑のマナ加速とえば、マナクリーチャー(以下:マナクリ)がとても有名かと思います。

古くから多くのデッキで使用され現在も広く使用されているカードですが、最近のEDHにおける対戦を振り返りその採用枚数やカード内容に疑問を感じたので少々まとめていきます。

大前提としてですが、私のメインデッキで使用している「冒涜されたもの、ヤロク」での使用を想定して考えています。他の統率者では当てはまらない場合もあると思いますのでご注意ください。

※そもそもMTGを始めて1年程度の者が考えているため深い考察ではないかもしれないことはご了承ください。

 

まず、疑問を持ち始めたきっかけをご紹介

国内大手MTGショップである晴れる屋さんではホームページにて大会で好成績を収めたデッキリストを公開しています。(皆さんご存知かと思いますが)

一応、こちらのリンクから飛べます。私自身、EDHのデッキを作成するにあたりとても参考にさせて頂いています。

www.hareruyamtg.com

 

このデッキリスト検索において当然EDHもリストが公開されていますが、勝率の高い緑がらみのデッキを見ていくといくつか気づいたことがありました。

※2020/9/18現在緑がらみの統率者でトップメタ(晴れる屋さんのホームページにおける状況です。一応この表現を使わせていただきます)とされているのは、「ギトラグの怪物」、「水底のドルイド、タトヨヴァ」、「首席議長ゼガーナ」、etc...となっています。

気になった点を以下に挙げていきます

  1. マナクリの数を見てみると5枚程度のデッキリストが多い
  2. EDHで使用できるマナクリの種類(特に緑1マナ)は多いが、ラノワールのエルフのような緑しか出せないマナクリの採用率は低い(採用されていないわけではない)
  3. 逆に極楽鳥のような任意のマナを出せるカードは採用されている
  4. 2マナ以上では複数の色のマナを出せるマナクリの採用率は高い ex) 花を手入れする者
  5. ETBで土地を伸ばせるカードの採用は一定数確認できる ex) ウッド・エルフ

の5点。ここで、私の中では「マナクリの採用枚数は数枚程度で良いのではないか」という仮説が浮上します。

そもそもですが、この疑問が沸いた時点で私のメインデッキにおけるマナクリの採用枚数は8~10枚とかなり多かったです。これは海外のデッキレシピを参考にしていた事が大きな要因の1つです。参考にしていたデッキは皆マナファクトとマナクリモリモリでした。やはり、海外と日本ではEDHにおける構築が微妙に異なるようです。

海外のデッキリストを探していた際に使用したサイトリンクを張っておきます。

www.mtggoldfish.com

 

先の5点に触れつつ、最終的には

  • マナクリの適正枚数はどの程度なのか
  • 採用する場合の基準はどこにあるのか

をまとめていきたいと思います。

 

それぞれの内容を深堀していきます。

 

1.マナクリの数が5枚程度

先にも触れましたが、この疑問を持った時点での私のマナクリ採用枚数は8~10枚程度と多めでした。

これは数々の統率者戦コラムを読み、統率者におけるマナベースは全体の35~45%程度という認識をしていたためその枚数に合わせてマナクリをいれていたことが原因です。EDHを始めたころは、太陽の指輪と秘儀の印鑑くらいしかマナファクトがありませんでした。そのため、土地30枚程度+マナファクト2枚程度+マナクリを多めにして対応していました。

ちなみに少々古い記事ですが、こちらが参考にしていたコラムの1つです。マナベースは33~40枚という記述があります。

article.hareruyamtg.com

ここで少々お恥ずかしい話となりますが、マナクリが多くなってしまった理由にデッキの強化(と言っていいと思いますが)に伴って都度都度マナベースの計算を行っていなかったことが挙げられます。ダブルマスターズで採録された金属モックス・魔力の墓所といったマナファクトを追加したにもかかわらずマナクリの枚数をそのままにしていました。そのため、マナ関連のカードは増加傾向にありました。(最終的にはマナベースが50枚近くになっていました…)

マナベースという基本をおろそかにしていたのは反省点です。

また、マナファクトには無のロッドやアウフといったメタカードがあります。同様にマナクリにも除去といった刺さるカードが存在しています。リスクを分散させるためにも双方をバランスよく入れることが重要になりそうです。

 

先の記事の内容を踏まえつつ改めてデッキのマナベースを考えると、現在、私のヤロクデッキにおいては土地を30枚、マナファクトを4枚にしているのでマナクリは6~8枚程度にするのが良いのではないかと考えました。自分のデッキでアウフを採用しているのでマナファクトを少なめにしています。

早くも枚数に関してはまとめてしまいましたが、土地の数を増やしたりマナファクトを増やす際には再度考え直さなければならない部分なので注意したいですね。

また、私のようなEDH初級者ではこのような過ちをされる方もいらっしゃると思いますので参考になれば幸いです。

 

以下考察の続きです。

2.ラノワールのエルフのような単色のマナしか出せないカードの採用率が低い

3.極楽鳥のような任意の色マナを出せるカードの採用

は、多色デッキで採用されているのが単純に大きいのではないでしょうか。

1ターン目に緑マナから「ラノワールのエルフ」を出すか「極楽鳥」を出すかでは、2ターン目に使えるマナがかなり異なります。

ラノワールのエルフ ⇒2ターン目に緑2マナ+セットランドのカラー

極楽鳥       ⇒2ターン目に緑1マナ+任意の色1色+セットランドのカラー

極楽長の例では2ターン目に使える色の組み合わがとても自由なことがわかります。

競技的な試合では複数色の統率者を使う場合が多いと思います。色の幅を持たせるという意味考えると、採用枚数が限られているならば極楽鳥を選ぶのは自然な気がします。

 

4.複数の色のマナを出せるマナクリの採用率は高い

5.ETBで土地を伸ばせるカードの採用は一定数確認できる 

マナクリの最大の弱点は【焼かれやすい】ことだと思っています。

タフネスが低く除去体制を持たないため、全体除去などに巻き込まれると多大な被害をもたらします。また、相手からしても破壊してしまえば相手のテンポが落ちるので焼けるなら焼こうと思うのが自然です。「レンと6番」などは最悪の例ですね。

ゆえに、マナクリを採用する場合にはそのコスパ(支払ったマナに対して1回でどれだけのリターンが望めるか)が重要と考えます。最低1回でも使用できればある程度の元が取れることが採用の最低条件でしょう。現実的には自身のマナコストよりも多くのマナを出せるクリーチャーが候補にあがると思います。単純に色マナを出すだけならば呪禁持ちの森の女人像などは優秀だと思います。しかし、採用されていないことを見ると2マナ以上のマナクリでは好きな色を出せるだけでなく出せるマナの量も重要視されているのではないかと考えました。

上記の内容を踏まえると、1枚のカードから複数の色を出すことができる「花を手入れする者」や複数の緑マナが出せる「ティタニアの僧侶」のようなカードが優先して採用されているのはとても理解ができます。どちらも2マナのカードです。「花を手入れする者」は多色デッキであれば、1度に2色以上の色マナを出すことは容易でしょう。また、「ティタニアの僧侶」に関しては場にいるエルフの数を参照するので相手の場にエルフが出ていればかなりの量のマナを出せます。

 

タップでマナを出すわけではありませんが、ETBで土地を持ってくるタイプに関しては場に出た時点で仕事が終わっているので非常に優秀だと思います。ウッド・エルフがまさにETBの具体例です。わざわざこのクリーチャーに打消しを使う方もいないでしょう。確実に1マナ増やせる+出た後は壁になるので非常に小回りの利く良いクリーチャーだと思います。ヤロクデッキでは2回誘発させることも多く潤滑油的な役割を担ってくれます。

 

2-4のポイントをまとめていきます。採用時の基準として

  • 出せる色マナの選択肢が多いものを優先
  • 自身のマナコスト以上のマナが出せるクリーチャーがいる場合はそちらを優先
  • ETBなどで土地を伸ばせるクリーチャーを優先

となりました。

 

 

では、最終的に冒頭で提示した「マナクリの採用枚数は数枚程度で良いのではないか」という疑問に対しての私の考えをまとめます。ETB能力持ちクリーチャーなども入ってきたためマナ系クリーチャーという表現でまとめさせていただきました。

マナ系クリーチャーの枚数に関して
  ⇒6~8枚程度(土地やマナファクトを考慮し分散させる)
マナ系クリーチャーの採用基準
  1. より出せる色の選択肢が多いものを優先する
  2. ETBなどでマナを伸ばせるクリーチャーを優先する
  3. 複数マナが出せるクリーチャーがいる場合はそちらを優先する

マナ系クリーチャーの枠がある程度決まっている以上、優秀なカードを厳選する必要がありますね。現在の私のデッキで優先して入れているのは

  • 死儀礼のシャーマン⇒全色
  • 極楽鳥⇒全色
  • 花を手入れする者⇒統率者の個有色
  • ウッド・エルフ⇒ヤロクデッキでは森だけでなく間接的に沼・島も出せる
  • ティタニアの僧侶⇒緑複数マナ

の5枚です。花の絨毯や繁茂も採用しているためマナ系のクリーチャーはこの5枚に落ち着きました。デッキ全体でみるとマナを伸ばすカードの数は減りましたが、それほど支障もなく回っています。むしろ今まで取られていた枠にサポートカードを入れられるため妨害や対策カードを入れられるようになりました。

 

以上、マナ系クリーチャーに関して少々まとめてみました。

記事にしている中で自身の考えがまとめられたので今後のデッキ構築に活かしたいと思います。